「みんなは唐揚げなのに、うちの子だけ別のもの」という場面を、できるだけ作りたくないと思っています。小5の長女と小2の長男の友だちが遊びに来る日にも、材料をシンプルにして、同じ皿から取り分けやすい唐揚げを選んできました。
これは卵・小麦を使わず、米粉と片栗粉で衣を作るレシピです。しょうゆなどの調味料も使わず、鶏肉の下味は塩・しょうが・にんにくでまとめるので、原材料表示を確認しながら選びやすい組み立てです。
材料(2人分)
- 鶏もも肉300g
- 塩小さじ1/3
- おろししょうが小さじ1
- おろしにんにく小さじ1/2
- 米粉大さじ2
- 片栗粉大さじ2
- 揚げ油適量
作り方
- 鶏もも肉は厚みを均一にして、ひと口大の2cmほどの大きさに切る。
- ボウルに鶏肉、塩、おろししょうが、おろしにんにくを入れ、全体になじむまで30秒ほどもみ込む。
- 米粉と片栗粉を加え、粉が肉の表面に薄く付くまで混ぜる。
- 深さ2cmほどの油を170℃に熱し、鶏肉を入れて片面を4分ほど揚げる。
- 裏返してさらに4分揚げ、180℃に上げて2分ほど揚げる。いちばん厚い肉の中心まで火を通し、中心温度75℃で1分間以上を目安に加熱する。
おいしく作るコツ
小麦粉を米粉に置き換える理由
衣の小麦粉を米粉に置き換えています。米粉にはグルテンがないため、粉を加えたあとに混ぜすぎても粘りが出にくく、薄く軽い衣に仕上げやすいのが特徴です。
片栗粉を合わせて、衣をはがれにくくする
米粉だけでは衣がさらりと薄くなりやすいため、片栗粉を同量合わせます。鶏肉の表面に水分が多いと粉がだまになったり衣がはがれたりするので、切った肉から水分が出ていたら、調味前に清潔なペーパーで軽く押さえてください。
粉を付けたら置かずに揚げる
米粉と片栗粉の衣は、時間を置くと鶏肉の水分を吸ってべたつきやすくなります。粉をまぶしたらすぐに油へ入れ、鍋に詰め込みすぎず、2回に分けて揚げると油温が下がりにくくなります。
火の通りは温度計で確かめる
肉の厚みや油の量で必要な加熱時間は変わります。厚い部分に温度計を刺し、中心温度75℃で1分間以上を確認する方法が目安です。厚生労働省「家庭での食中毒予防」も、中心部75℃で1分間以上の加熱を案内しています。
作ってみた感想
夕食に出すと、長女は衣の音を楽しむように一口ずつ食べ、長男はレモンを添えた分を選んでいました。友だちが来た日には、取り分けた唐揚げと一緒に、使った米粉と片栗粉の袋も手元に置いておきました。食卓で「これは何が入っているの?」と聞かれたとき、すぐに確認できるようにしておくと、作る私も落ち着きます。
アレンジ・作りおきのポイント
子ども向けには、にんにくを省いてしょうがだけにすると香りが穏やかです。鶏肉を使わない献立にしたい場合は、その人が食べられる範囲で豚こま切れ肉や白身魚に替え、食材ごとに中心まで十分に加熱してください。
揚げた唐揚げは粗熱が取れてから清潔な保存容器に入れ、冷蔵で翌日までを目安にします。食べる際は中心まで温まるよう再加熱し、弁当に入れる場合も十分に冷ましてから詰めてください。
よくある質問
米粉はどれを選べばよいですか?
スーパーの製菓・料理用米粉で作れます。商品によっては小麦由来の原材料が加わっている場合があるため、用途名だけで判断せず、原材料表示を確認してください。
米粉だけで作れますか?
作れますが、片栗粉を合わせたときとは衣の食感が変わります。片栗粉の使用を避ける必要がある場合は、食べられる範囲で米粉を追加して試し、衣を薄く付けて揚げてください。
材料を選ぶときに確認することは?
使用する食品は、同じ商品でも原材料が変わることがあるため、毎回原材料表示を確認してください。製造ラインの共有によるコンタミネーション(混入)の可能性もあるため、必要な確認範囲は各家庭で判断します。除去する範囲や解除については必ず医師の指示に従い、この記事は診断・治療の代わりにはなりません。
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