小麦を避けたい日の揚げ物は、衣だけ別にすると「うちの子だけ違うもの」に見えてしまうのが、わが家では少し気がかりでした。この天ぷらは卵・乳・小麦を使わず、野菜も衣も同じボウルで用意できるので、食卓に同じ一皿を出しやすいレシピです。
小学5年生の娘と小学2年生の息子、遊びに来た友だちに出した日は、「衣がカリッとしてる」と野菜を選んで食べてくれました。原材料表示を確認して選んだ米粉で、特別扱いではなく、みんなで揚げたてを囲める一皿にします。
材料(2人分)
- さつまいも100g
- れんこん80g
- にんじん60g
- ピーマン1個
- 米粉60g
- 片栗粉大さじ1
- 冷水90ml
- 米油または菜種油適量
- 塩少々
作り方
- さつまいもは5mm厚さの半月切り、れんこんは5mm厚さの輪切り、にんじんは4mm厚さの輪切り、ピーマンは縦4等分にする。
- 切った野菜の水気をペーパーでしっかり拭き、さつまいもとれんこんは水にさらさずに置く。
- ボウルに米粉と片栗粉を入れ、冷水を注いで泡立て器でなめらかになるまで混ぜる。
- 鍋に油を深さ3cmほど入れ、中温の目安である170℃に温める。
- 野菜を衣にくぐらせ、さつまいも・れんこん・にんじんを油に入れて3〜4分揚げる。
- ピーマンを衣にくぐらせ、同じ油で1分半〜2分、衣が薄く色づくまで揚げる。
- 網に取り出して油を切り、器に盛って好みで塩を添える。
おいしく作るコツ
小麦粉を米粉に置き換える理由
小麦粉の代わりに米粉を使うと、グルテンがないため、衣を混ぜるときに小麦粉のように粘りを気にしすぎず作れます。片栗粉を少量加えると、揚げたときの軽い歯ざわりを支えやすくなります。
冷水を使い、衣をつけすぎない
米粉の衣は時間がたつと沈みやすいので、揚げる直前に混ぜ、野菜をくぐらせたら余分な衣を落とします。水がぬるい、または衣が厚すぎると、衣が重くなったり油はねしやすくなったりするため注意します。
野菜の厚みで揚げ時間を調整する
170℃と手順の時間は、記載の厚み・少量ずつ揚げる場合の目安です。厚みや一度に入れる量で火の通りは変わるので、硬い野菜は竹串が抵抗なく中心まで通ることを確認して取り出します。食品は中心部まで十分に加熱することが基本です。農林水産省「これで解決!食中毒予防のポイント」
作ってみた感想
36歳の父である私が、自宅で市販の製菓・料理用米粉、片栗粉、菜種油を使い、同じ分量と野菜の厚みで3回試作しました。娘はれんこんに塩を少し、息子はさつまいもを選び、揚げたての衣の音を楽しんでいました。友だちが来た日も、取り分ける前に材料の袋を確認してから、全員分を同じ大皿に盛りました。
アレンジ・作りおきのポイント
野菜はかぼちゃ、なす、しいたけに替えても作れます。ご家庭で食べられる食材の範囲に合わせ、米油・菜種油が使えない場合は、原材料表示を確認した上で使える揚げ油に替えてください。
天ぷらは揚げたてがいちばん軽い食感です。残った分は清潔な容器に入れて早めに冷蔵し、食べるときはオーブントースターなどで中心まで温め直して、できるだけ早く食べ切ります。調理済み食品は早めに食べ切ることが勧められています。農林水産省「冷蔵庫のかしこい使い方」
よくある質問
米粉はどれを選べばよいですか?
スーパーで買える、原材料が米と記載された料理用または製菓用の米粉を選びます。粒の粗い米粉では衣の仕上がりが変わることがあるため、まずは袋に用途表示のあるものを使うと作りやすいです。
衣が余ったら保存できますか?
水を混ぜた衣は作り置きせず、その日のうちに使い切ります。野菜も切ったまま長く置かず、揚げる直前に衣をつけると水っぽくなりにくくなります。
アレルゲン表示はどこまで確認すればよいですか?
米粉、片栗粉、油、塩を含め、使用する食品の原材料表示は毎回確認してください。同じ商品でも原材料や表示が変わることがあり、製造ラインの共有によるコンタミネーション(意図しない混入)の可能性もあります。除去の範囲や解除は必ず医師の指示に従ってください。この記事は診断・治療の代わりになるものではありません。消費者庁「食物アレルギー表示に関する情報」、食品安全委員会「アレルゲンを含む食品に係る食品健康影響評価について」
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