「今日はみんなと同じものを食べたい」と言われると、献立を考える手が少し止まりますよね。このシチューは、卵・乳・小麦を使わず、家族で同じ鍋を囲みたい日に向けた、豆乳ベースの一皿です。
バターはオリーブ油に、小麦粉は米粉に、牛乳や生クリームは無調整豆乳に置き換えます。手に入りやすい材料で、具材の甘みと米粉のとろみを生かした、やさしい味わいに仕上げます。
材料(2人分)
- 鶏もも肉180g
- 玉ねぎ1/2個
- じゃがいも1個
- にんじん1/3本
- ブロッコリー80g
- オリーブ油小さじ2
- 米粉大さじ2
- 水250ml
- 無調整豆乳200ml
- 塩小さじ1/3
- こしょう少々
作り方
- 鶏もも肉はひと口大に切り、玉ねぎは薄切り、じゃがいもとにんじんは1.5cm角に切ります。ブロッコリーは小房に分けます。
- 鍋にオリーブ油を中火で熱し、鶏もも肉を3分ほど炒めます。表面の色が変わったら玉ねぎを加え、しんなりするまで2分炒めます。
- じゃがいも、にんじん、米粉を加え、弱めの中火で1分炒めます。米粉が具材全体になじむまで、木べらで混ぜます。
- 水を少しずつ加えて混ぜ、ふたをして弱めの中火で12〜15分煮ます。じゃがいもとにんじんに竹串がすっと通るまで加熱します。
- ブロッコリーを加え、さらに3分煮ます。塩とこしょうで味を整えます。
- 火を弱めて豆乳を加え、鍋底を混ぜながら2〜3分温めます。煮立たせず、全体にとろみが付いたら火を止めます。
おいしく作るコツ
米粉は油となじませてから水を加える
小麦粉の代わりに米粉を使うと、グルテンによる粘りに頼らず、とろみを付けられます。粉のまま水分に加えるとダマになりやすいため、先に油と具材にからめてから水を少しずつ加えてください。米粉製品でも小麦が使われている場合があるため、選ぶ際は表示を確認します。
豆乳は最後に加え、沸騰させない
牛乳や生クリームの代わりに無調整豆乳を使うことで、乳製品を使わずにクリーミーさを出します。豆乳は強く煮立てると分離して見た目や口当たりが変わりやすいので、具材が煮えてから加え、弱火で温める程度にします。
とろみは火を止めてから見極める
米粉のとろみは加熱中より、少し落ち着いたときに分かりやすくなります。ゆるいと感じてもすぐに米粉を足さず、火を止めて1分ほど置いてから判断しましょう。濃い場合は、食べる直前に温めた水を少量ずつ加えて調整します。
作ってみた感想
やわらかく煮たじゃがいもと玉ねぎの甘みが、豆乳のまろやかな味とよく合います。鶏肉を小さめに切ると、スプーンでも取り分けやすく、子どもと一緒の食卓にも出しやすい仕上がりです。
アレンジ・作りおきのポイント
鶏肉は、食べる範囲に合わせて豚肉や白身魚、ひよこ豆などに替えられます。大豆を避ける必要がある場合は、豆乳を使わず、水を100ml増やして米粉を小さじ1追加する方法がありますが、代替ミルクを使う場合を含め、栄養面や個別の除去範囲は医療者に確認してください。
作りおきは清潔な容器に小分けし、粗熱が取れたら冷蔵し、翌日までを目安に食べ切ります。農林水産省も作りおき料理は小分けして粗熱を取ってから冷蔵するよう案内しています。温め直しは食べる分だけ鍋で十分に温め、残ったものを繰り返し温め直さないようにします。農林水産省の作りおきに関する案内
よくある質問
無調整豆乳以外でも作れますか?
調製豆乳は甘みや香りが加わるため、仕上がりの味が変わります。オーツミルクなどへ替える場合も、とろみや加熱時の状態、栄養成分、食べられる原材料は商品ごとに異なります。個別の除去範囲と代替の考え方は、医療者に確認してください。
市販のシチュールウやコンソメを使ってもよいですか?
味付けに使う加工食品は、商品によって原材料が異なります。このレシピでは塩と野菜のうま味で整えますが、ルウ、顆粒だし、調味料を足す場合は、その商品の原材料表示を確認してから選びます。消費者庁は、加工食品のアレルゲン表示に関する情報を公開しています。消費者庁「食物アレルギー表示に関する情報」
材料選びで必ず確認したいことは?
使用する食品の原材料表示は毎回確認してください。同じ商品でも原材料や表示が変わることがあり、製造ラインの共有によるコンタミネーション(意図しない混入)の可能性もあります。除去する範囲や解除については必ず医師の指示に従ってください。この記事は診断・治療の代わりになるものではありません。


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