「もう今日はご飯を作りたくない……」という平日の夕方、ありますよね。仕事を終えてから宿題を見たり、洗濯物を片づけたりしていると、献立を考えるだけで気力がなくなります。
そんな日は、大根を切って鍋に入れたら、あとは15分ほぼ放置できるこっくり煮に頼ります。わが家では甘辛い香りが立つと、小5の娘は大根を先に、小2の息子は骨つき肉を手に取って、ご飯をおかわりしたくなる様子です。
大根1本分を使うので、冷蔵庫に残った大根の使い道にもぴったり。手羽元のうま味がしみた大根は、翌日のお弁当まで頼れるおかずになります。
材料(4人分)
- 大根1本(約800g)
- 鶏手羽元8本
- しょうが1かけ
- サラダ油小さじ1
- 水300ml
- しょうゆ大さじ3
- みりん大さじ3
- 酒大さじ2
- 砂糖大さじ1と1/2
作り方
- 大根はよく洗い、皮つきのまま5mm厚さの半月切りにする。しょうがは薄切りにする。
- 深めのフライパンにサラダ油を中火で熱し、手羽元を転がしながら2分ほど焼く。表面に焼き色がつけば十分です。
- 大根、しょうが、水、しょうゆ、みりん、酒、砂糖を加え、強めの中火で煮立たせる。煮汁が全体に回るように一度だけ混ぜます。
- ふたをして弱めの中火にし、15分煮る。途中で触らず、コンロのそばでほかの支度を済ませましょう。
- 手羽元の最も厚い部分を骨の近くまで切り、赤みや血の色が残っていないか確認する。温度計があれば中心部75℃で1分以上を確認し、足りなければふたをして3〜5分加熱します。
おいしく作るコツ
大根は薄い半月切りで火通りを早く
大根を厚く切ると、味をしみ込ませる時間が延びてしまいます。5mm厚さなら短時間でもやわらかくなり、皮つきでも食べやすい仕上がりです。
焼き色は短時間で、洗い物も増やさない
手羽元は完全に焼こうとせず、表面に香ばしさをつける程度で大丈夫です。そのまま同じフライパンに煮汁と大根を入れれば、肉のうま味を残しつつ鍋を増やさずに済みます。
骨の近くまで必ず火通りを確認
手羽元は太さに差があるため、いちばん大きい1本を確認してください。鶏肉は中心部まで十分に加熱し、目安として75℃で1分以上加熱するよう厚生労働省も案内しています。厚生労働省「食肉の加熱条件に関するQ&A」
作ってみた感想
今回は長さ約35cm、重さ約800gの大根を使い、5mm厚さの半月切りにしました。15分加熱した時点で大根の角はやわらかくなり、煮汁もほどよく絡みます。
娘は「大根がいちばんおいしい」と煮汁のしみた部分を選び、息子は手羽元を両手で持ってかぶりついていました。妻には、帰宅後に手間をかけず食卓が整うところが好評でした。
アレンジ・作りおきのポイント
子ども向けに甘めが好きなら、砂糖を小さじ1だけ足してください。ゆで卵を加える場合は、煮上がり後に入れて煮汁を絡めると、崩れにくくきれいです。
残りは清潔な保存容器に小分けし、粗熱が取れたら速やかに冷蔵庫へ入れ、翌日までを目安に食べ切りましょう。厚生労働省も、残った食品は清潔な器具で保存し、室温に放置せず小分けして速やかに冷蔵すること、保存期間を短くすることを案内しています。厚生労働省「家庭での食中毒予防」 再加熱は中心までしっかり熱くしてください。
翌日のお弁当には、手羽元は骨から身を外して大根と一緒に詰めると食べやすくなります。煮汁を少量だけ絡め、ご飯の横に置けば、冷めても味がぼやけません。
よくある質問
大根は皮をむかなくても大丈夫ですか?
大丈夫です。よく洗って薄く切れば、皮つきでも食べやすく、下ごしらえの時間も省けます。皮の食感が気になる場合だけ、ピーラーで薄くむいてください。
手羽元の代わりに鶏もも肉でも作れますか?
作れます。鶏もも肉は300〜400gをひと口大に切り、手羽元と同じ手順で加えてください。骨つきならではのうま味は控えめになりますが、さらに食べやすい仕上がりです。
煮汁が多く残ったらどうすればいいですか?
ふたを外して中火で1〜2分煮詰めると、ご飯に合う濃さになります。煮詰めすぎると味が濃くなるので、大根に照りが出たところで火を止めてください。
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