もう包丁もコンロもできるだけ使いたくない日に、鶏むね肉と野菜を炊飯器へ入れるだけの主菜です。材料は鶏むね肉、にんじん、ブロッコリーの3点(調味料・水を除く)。火の番は不要で、洗い物は内釜、包丁、まな板、菜箸だけに抑えられます。
小5と小2の子どもがいる平日は、帰宅時間やほかのおかずに合わせて、できるだけ手を空けておきたいもの。炊飯器の加熱中に宿題を見たり、汁物を用意したりできます。ただし鶏肉の安全な加熱は炊飯完了の音では判断せず、必ず温度計で中心温度を確認してください。
材料(2人分)
- 鶏むね肉1枚(300g)
- にんじん1/2本(約80g)
- ブロッコリー100g
- 水400ml
- 酒大さじ1
- 塩小さじ1/3
- しょうゆ小さじ1
作り方
- 使用する炊飯器の取扱説明書で、肉類を水と加熱する調理が許可されていることを確認する。5.5合炊きの炊飯器を基準にし、内釜の目盛りを超えない量で作る。
- 鶏むね肉は厚みのある部分を開いて、厚さができるだけ均一になるようにする。塩と酒を全体になじませる。
- にんじんは5mm厚さの半月切りにし、ブロッコリーは小房に分ける。太い茎は薄切りにして火の通りをそろえる。
- 内釜に水としょうゆを入れ、鶏むね肉とにんじんを沈める。油分や粘りの多い材料を足すと吹きこぼれや蒸気経路の目詰まりにつながるため、マヨネーズ、片栗粉、とろみ調味料は入れない。
- 通常の炊飯モードで加熱する。早炊きは使わず、炊飯完了までの目安は50〜60分だが、加熱の強さや時間は機種で異なる。
- 炊飯が終わったら、最も厚い部分に清潔な中心温度計を刺して75℃以上で1分間を確認する。未達なら、取扱説明書で認められた再加熱方法だけで加熱し、再測定する。
- 安全な加熱を確認できたらブロッコリーを加え、ふたをして10分置く。鶏肉は取り出して5分休ませ、食べやすく切って野菜と盛る。
おいしく作るコツ
厚みをそろえ、温度で仕上がりを決める
鶏むね肉は厚みをそろえると、端だけ固くなりにくく、中心まで加熱しやすくなります。炊飯器は機種ごとに温度の上がり方や炊飯終了の判定が違うため、時間だけを頼りにせず中心温度計で確認するのが安全です。消費者庁も、中心部を75℃で1分以上加熱することを目安にしています。消費者庁の食中毒予防情報
野菜は余熱で火を通す
にんじんは鶏肉と一緒に加熱し、ブロッコリーは最後に余熱で蒸します。これならブロッコリーを長く煮込まず、色と歯ざわりを残しやすくなります。鶏肉のうま味が出た湯気と煮汁を使うので、材料が少なくても、うま味と食感で単調さを補えます。
ポリ袋・保温任せにしない
食品用ポリ袋は耐熱温度や用途が製品ごとに異なり、炊飯器加熱に使えるとは限りません。このレシピではポリ袋を使いません。象印も機種ごとの取扱説明書・レシピ以外の用途や、ポリ袋を入れた加熱は蒸気経路の詰まりなどにつながるおそれがあると案内しています。象印の炊飯ジャー使用上の案内
炊飯器の取扱説明書で炊飯以外の調理が禁止されている機種、または肉類の加熱が認められていない機種では作らないでください。調理後に保温で長時間放置するのも避け、食べる分だけ取り出します。
作ってみた感想
切る前に少し休ませると、肉汁が落ち着いて盛り付けやすくなります。しょうゆ味の煮汁を野菜に少量かければ、別のたれ皿を出さなくても食卓がまとまります。子どもと食べる日は、しょうゆを控えめにして、食べる人が後から足せるようにしています。
アレンジ・作りおきのポイント
残ったサラダチキンは、清潔な容器に入れて速やかに冷まし、冷蔵庫で保存して翌日までを目安に食べ切ります。常温に置いたままにせず、においや見た目に違和感があれば食べません。消費者庁も、すぐ食べない食品は冷蔵保存し、長時間常温で放置しないよう案内しています。消費者庁:食中毒を防ぐポイント
翌日は細く裂いて、きゅうりやレタスと和えてサラダにするのが手軽です。加熱して食べるなら、中心までしっかり熱くなるまで温め直してください。ブロッコリーは食感が変わりやすいので、翌日はスープや卵炒めに加えると使いやすいです。
よくある質問
早炊きモードでも作れますか?
おすすめしません。早炊きは通常炊飯より加熱条件が異なり、鶏肉の中心まで必要な加熱ができたかを時間だけで判断できません。通常炊飯を使い、必ず中心温度計で75℃以上を1分間確認してください。
炊飯完了後、中心温度が75℃未満でした。
保温で待つだけではなく、取扱説明書で許可された再加熱方法で加熱してください。再加熱後も最も厚い部分を測り、75℃以上で1分間を確認できない場合は食べずに処分します。
炊飯器で肉料理をしても大丈夫ですか?
可否は機種によります。炊飯以外の調理や肉類の加熱を禁止している機種では作れません。手元の取扱説明書を確認し、許可された場合だけ、内釜の目盛りを超えない分量で作ってください。
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