「主菜を焼いたあと、副菜を作る気力が残っていない」。そんな平日のために、フライパン1つをクッキングシートの小舟2つで仕切る、鮭の味噌蒸しとキャベツきのこの副菜です。包丁を使うのはキャベツを切るときだけで、別鍋も別の器も不要です。
加熱中はふたをして待てるので、コンロ前に立つのは最初と最後だけ。洗うのはフライパン、菜箸、包丁、まな板が基本で、味つけもそれぞれの小舟で完結します。
材料(2人分)
- 生鮭2切れ(約160g)
- キャベツ200g
- しめじ1/2パック(約50g)
- みそ大さじ1
- みりん大さじ1
- しょうゆ小さじ1
- バター10g
- 水150ml
- クッキングシート30cm×30cmを2枚
作り方
- キャベツは3cm角に切り、しめじはほぐす。みそ、みりん、しょうゆを混ぜる。
- クッキングシートを各1枚ずつ、四隅を2cmほど折り上げて汁がこぼれにくい小舟にする。シートはフライパンの縁から絶対にはみ出させない。
- 片方の小舟の中央に鮭を置き、混ぜたみそだれをかけてバター5gをのせる。もう片方の小舟にキャベツとしめじを入れ、バター5gをのせる。
- 直径26cmほどの深めのフライパンに2つの小舟を並べ、小舟の外側に水150mlを注ぐ。鮭の厚い部分が中央にくるよう置く。
- ふたをして中火にかけ、蒸気が上がったら弱めの中火で8分加熱する。副菜がしんなりしたら、菜箸またはトングで小舟ごと先に取り出す。
- 鮭はさらに4分加熱し、厚い部分まで火を通す。食品用温度計があれば中心部75℃で1分以上を目安に確認し、器へ小舟ごと移す。
おいしく作るコツ
小舟は「鮭」と「野菜」で分ける
鮭の味噌だれが野菜に流れ込まないため、鮭は味がぼやけず、野菜はバターの香りをそのまま楽しめます。仕切りを作る手間で、別の小鍋や味つけ用ボウルを増やさずに済みます。
火の通りをそろえる切り方にする
キャベツを3cm角にすると、鮭を蒸している間にやわらかくなります。鮭が厚い場合は、野菜の小舟だけ8分で取り出してから鮭を加熱すれば、どちらも加熱しすぎません。
味噌だれと蒸気で、少ない調味料でも満足感を出す
味噌のうま味に、バターの香りとしめじの食感を重ねる組み合わせです。鮭を焼きつけなくても、閉じ込めた蒸気で身が乾きにくく、手間を足さずにしっとり仕上がります。
検証条件と仕上がりの目安
直径26cmのふた付きフライパン、鮭1切れ約80g・厚さ約2cm、キャベツ3cm角で加熱する想定です。副菜は8分でしんなりし、鮭は合計12分で中心まで加熱する設計にしています。
鮭の厚みやフライパン、火力で加熱状態は変わります。色だけで判断せず、厚い部分をほぐして確認し、温度計があれば厚生労働省が示す中心部75℃で1分以上を目安にしてください。厚生労働省「腸管出血性大腸菌Q&A」
アレンジ・作りおきのポイント
翌日は鮭をほぐし、副菜と一緒にごはんへのせてお弁当や丼にすると、温め直しが1回で済みます。子ども向けには、みそを小さじ2に減らし、食べる直前に白ごまをふっても合います。
残りは浅い保存容器に小分けして粗熱を取り、常温に置かず冷蔵し、なるべく早く食べ切ってください。翌日は中心まで十分に再加熱します。保存や再加熱の考え方は、農林水産省「冷蔵庫のかしこい使い方」も確認してください。
よくある質問
ガスコンロでもクッキングシートを使えますか?
使えません。このレシピはIH調理器で、かつ使用するシートの表示が調理器に対応している場合を前提にしています。クッキングシートは直火に触れると引火のおそれがあり、クレハはガスコンロ上のフライパンでは使用しないよう案内しています。クレハ「クッキングシートはフライパンで使用できますか?」
シートがフライパンの外にはみ出しても大丈夫ですか?
はみ出しは不可です。シートは小舟に折り、必ずフライパンの内側に収めて、熱源や高温部分に触れないようにしてください。製品ごとに耐熱温度や使える器具が異なるため、箱の表示も守ります。
冷凍鮭でも作れますか?
冷蔵庫で解凍して表面の水気を拭いてから使ってください。凍ったまま入れると加熱時間が読みにくく、野菜だけがやわらかくなりすぎるため、同時調理のよさが生かせません。
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