チキン南蛮は食べたい。でも、家族とは別に軽いおかずを作るほどの余裕はない――そんな日のための、揚げずに作る鶏むね肉のチキン南蛮風です。座り仕事の日でも、食卓の楽しみまで我慢したくない僕が、家族と同じ主菜で続けやすい形にしました。
置き換えたのは、たっぷりの揚げ油をフライパンの少量の油に、タルタルのマヨネーズの半量を無糖ヨーグルトにしたこと。甘酸っぱい南蛮だれと刻んだらっきょうの食感を残すので、軽やかな仕上がりでも「チキン南蛮を食べた」満足感が残ります。
材料(2人分)
- 鶏むね肉1枚(300g)
- 塩少々
- こしょう少々
- 片栗粉大さじ2
- サラダ油小さじ2
- しょうゆ大さじ1
- 酢大さじ1
- 砂糖小さじ2
- ゆで卵1個
- 玉ねぎ1/8個
- らっきょうの甘酢漬け20g
- 無糖ヨーグルト大さじ2
- マヨネーズ大さじ1
- 塩・こしょう各少々
作り方
- 鶏むね肉は厚みを半分に開き、斜めにそぎ切りにする。塩、こしょうをふり、片栗粉を薄くまぶす。
- 玉ねぎとらっきょうは細かく刻み、ゆで卵はフォークでつぶす。無糖ヨーグルト、マヨネーズ、塩、こしょうと混ぜてタルタル風ソースを作る。
- しょうゆ、酢、砂糖を混ぜ、南蛮だれを作る。砂糖の粒が残らないよう、30秒ほど混ぜる。
- フライパンにサラダ油を中火で熱し、鶏肉を並べる。動かさずに3〜4分焼き、こんがりした焼き色をつける。
- 鶏肉を裏返してふたをし、弱火で3〜4分焼く。厚い部分に火が通り、中心まで十分に加熱されていることを確認する。
- 火を止め、余分な油をペーパーで軽く拭く。南蛮だれを加えて全体にからめ、皿に盛ってタルタル風ソースをのせる。
おいしく作るコツ
そぎ切りと片栗粉で、鶏むね肉をやわらかく
厚みをそろえるように斜めのそぎ切りにすると、火の通りがそろいやすくなります。片栗粉は薄くまぶして焼き、たれを受け止める膜に。衣を厚くしなくても、甘酸っぱいたれがよくからみます。
刻んだらっきょうで、噛んで楽しいタルタルに
らっきょうは細かくしすぎず、2〜3mmほどの粒を残して刻るのがおすすめです。カリッとした食感と香りが加わり、やわらかな鶏肉との対比でひと口ごとの満足感が出ます。
タルタルはマヨネーズを半量だけ置き換える
マヨネーズを全部なくすのではなく、半量を無糖ヨーグルトに置き換えます。マヨネーズのコクを残しながら、玉ねぎとらっきょうの香りが立つ、後味の軽いソースになります。
作ってみた感想
これは書き手設定にもとづく食卓の想定例です。甘酸っぱいたれの香りがすると、子どもたちは先にソースを鶏肉へのせたがり、大人は千切りキャベツにもたれをからめたくなります。揚げ物用の鍋を出さないので、平日の後片付けまで気持ちが軽い一皿です。
アレンジ・作りおきのポイント
子ども向けには、南蛮だれの酢を小さじ2に減らし、砂糖を小さじ1/2増やすと食べやすい味です。辛みが気になる場合は、タルタル用の玉ねぎを水にさっとさらし、しっかり水気を拭いてから混ぜてください。
作りおきは、焼いた鶏肉と南蛮だれを別々にして清潔な容器で冷蔵し、翌日中を目安に食べ切ります。タルタル風ソースは玉ねぎ入りなので別容器で冷蔵し、できれば食べる直前に作るか、作った当日中に使い切るのが安心です。お弁当にはソースを別添えにし、鶏肉は朝に中心までしっかり温め直してから、十分に冷まして詰めてください。
保存中や持ち運び中に常温へ長く置かず、気温が高い日は保冷剤も使いましょう。食品衛生の基本として、調理済みの料理は早めに冷蔵し、温め直す際は中心まで十分に加熱することが案内されています。消費者庁の食中毒予防情報、厚生労働省のカンピロバクターQ&Aも確認してください。
よくある質問
鶏むね肉がパサつかない焼き方は?
厚いまま焼かず、そぎ切りで厚みをそろえるのが近道です。表面を中火で焼いたら、裏面はふたをして弱火にし、焼きすぎないよう中心まで火が通った時点で止めます。
鶏肉の加熱はどう確認すればいいですか?
最も確実なのは調理用温度計で中心部を確認する方法です。厚生労働省は鶏肉を中心部75℃で1分間以上加熱することを目安として案内しています。肉の赤みが残る場合は食べず、追加で加熱してください。
タルタル風ソースをヨーグルトなしで作れますか?
できます。その場合は無糖ヨーグルト大さじ2をマヨネーズ大さじ2に替えてください。今回の「軽くしながら満足させる」工夫からは外れますが、家族の好みで取り分け後にソースを変えるのも便利です。
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