家族はしっかりしたおかずが食べたい。でも自分の皿だけ、もう少し軽やかにしたい。そんな日のために、いつもの豚ひき肉だねの半量を木綿豆腐に置き換えた、ふわふわの落とし焼きを作ります。
揚げずにフライパンで焼き、パン粉の代わりに粗く刻んだキャベツでかさを出すのがポイントです。肉のうま味、しょうがとごま油の香り、キャベツのしゃきっとした歯ざわりが残るので、豆腐入りでも食べごたえのある一皿になります。
材料(2人分)
- 木綿豆腐200g
- 豚ひき肉150g
- キャベツ100g
- 長ねぎ1/3本
- 片栗粉大さじ1
- しょうゆ小さじ2
- おろししょうが小さじ1
- ごま油小さじ2
- ポン酢しょうゆ適量
- 小ねぎ(あれば)適量
作り方
- 木綿豆腐はキッチンペーパーで包んで平らな皿にのせ、上からもう1枚の皿を重ねて10分置き、水気を切ります。
- キャベツは7〜8mm角、長ねぎはみじん切りにします。
- ボウルに水切りした豆腐、豚ひき肉、キャベツ、長ねぎ、片栗粉、しょうゆ、おろししょうがを入れ、豆腐の粒が少し残る程度に混ぜます。
- フライパンにごま油を中火で熱し、たねを大きめのスプーンで6等分に落として、厚さ2cmほどに整えます。
- 焼き色がつくまで中火で3分焼き、裏返してふたをし、弱めの中火で5〜6分、中心まで火を通します。
- 器に盛り、好みで小ねぎを散らしてポン酢しょうゆを添えます。
おいしく作るコツ
木綿豆腐を10分だけ、平らに水切りする
この料理には、形を保ちやすい木綿豆腐が向いています。絹豆腐はなめらかでやわらかいぶん水分が出やすく、同じ手順ではたねがゆるくなりがちです。キッチンペーパーで包み、皿ではさんで10分置くと、短時間でも焼きやすいまとまりになります。
キャベツは細かくしすぎない
キャベツを7〜8mm角にすると、火が通っても歯ざわりが残ります。パン粉を加えずに量感を出せるうえ、自然とよく噛む一口になります。刻みすぎて水分が出たときは、軽く握ってから加えてください。
肉の焼き色としょうがの香りを味方にする
最初の面は触らずに焼き、香ばしい焼き色をつけます。豚ひき肉のうま味にしょうがとごま油の香りが重なるので、豆腐を使ったやさしい口当たりでも満足感のある味わいに。ポン酢は食べる直前に添えると、表面の香ばしさも残せます。
作ってみた感想
焼きたては外側が香ばしく、中は豆腐のやわらかさが生きる仕上がりです。キャベツの粒感があるため、ふんわりしていても単調になりません。ポン酢でさっぱり食べる分と、子ども向けに甘めのたれを添える分を同じフライパンから取り分けられます。
アレンジ・作りおきのポイント
子ども向けには、ポン酢の代わりにしょうゆ・みりんを同量ずつ軽く煮詰めた甘めのたれを添えても合います。大人用には大葉の千切りや七味を添えると、香りが変わって飽きずに楽しめます。
作りおきは、焼き上がりを浅い容器などに広げて湯気を逃がし、清潔な容器に移して冷蔵し、翌日中を目安に食べ切ります。弁当に入れるときは十分に冷ましてから詰め、保冷剤などを使って持ち歩き、常温に長く置かないでください。再加熱する場合は中心までしっかり温め、食べ残しの再保存は避けましょう。厚生労働省も、残った食品は清潔な器具・容器で保存し、再加熱時は十分に加熱することを案内しています。厚生労働省「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」
よくある質問
絹豆腐でも作れますか?
作れますが、木綿豆腐より水分が多いため、キッチンペーパーで包んで15〜20分ほど水切りし、たねがゆるければ片栗粉を小さじ1ずつ追加してください。ふわっとやわらかくなりますが、返すときは小さめに落とすと崩れにくいです。
ひき肉を鶏ひき肉に替えても大丈夫ですか?
替えられます。あっさりした味わいになるので、ごま油は省かず、しょうがや小ねぎを添えると香りが引き立ちます。鶏ひき肉でも、中心までしっかり火を通してください。
たねがべたついて成形しにくいときは?
豆腐やキャベツの水分が残っていることが多いので、片栗粉を小さじ1加えて混ぜ、2〜3分置きます。手で丸めず、油を熱したフライパンへスプーンで落とす作り方なら、やわらかいたねでも扱いやすいです。
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