焼売を食べたいのに、皮を並べて包む時間まではない。そんな平日の食卓に向けた、フライパンで作る鶏むね肉の焼売風です。家族はいつもの主菜として楽しみながら、自分の皿だけ軽やかにしたいときにもなじみます。
置き換えは三つ。焼売の豚ひき肉を鶏むね肉に、肉だねの半量を水切りした木綿豆腐に、皮を細切りキャベツに替えます。れんこんの歯ごたえとごま油・しょうがの香りを足すので、軽い仕上がりでも噛む楽しさと焼売らしい満足感が残ります。
材料(2人分)
- 鶏むね肉(皮なし)200g
- 木綿豆腐150g
- れんこん60g
- 玉ねぎ1/4個
- キャベツ2枚
- 片栗粉大さじ1
- しょうゆ小さじ2
- ごま油小さじ1
- おろししょうが小さじ1
- 塩少々
- 水大さじ3
- 練りからし・しょうゆお好みで
作り方
- 木綿豆腐をキッチンペーパーで包み、耐熱皿にのせて電子レンジ600Wで1分加熱し、そのまま4分置いて水気を切る。
- 鶏むね肉は包丁で粗くたたき、れんこんと玉ねぎは5mm角に切る。キャベツは細切りにする。
- ボウルに鶏肉、豆腐、れんこん、玉ねぎ、片栗粉、しょうゆ、ごま油、しょうが、塩を入れ、粘りが出るまで1分ほど混ぜる。
- フライパンにキャベツを広げ、肉だねを8等分して丸くのせる。水をフライパンの端から加える。
- ふたをして中火で8分蒸し焼きにし、ふたを外して弱めの中火で2分、水分を飛ばす。厚い1個を割り、中心まで十分に火が通ったことを確認する。
- 器にキャベツごと盛り、お好みでからしじょうゆを添える。
おいしく作るコツ
豆腐は木綿を選び、短時間でも必ず水切り
肉だねには水分が少なく形を保ちやすい木綿豆腐が向いています。なめらかな絹豆腐はこの料理では水分が出やすいため、使うならペーパーで包んで重しをのせ、10分ほど水切りしてから加えてください。
鶏むね肉は「ひき肉」にし切らない
包丁で粗くたたき、ところどころ粒を残します。さらに5mm角のれんこんを混ぜると、ひと口ごとに歯ごたえが生まれ、自然とよく噛んで食べられる焼売風になります。
ごま油としょうがで香りを立たせる
豆腐を加えた肉だねは、香りを先に感じられるように整えるのがコツです。ごま油は入れすぎず小さじ1にとどめ、しょうがを効かせると、蒸し焼きでも味の輪郭がぼやけません。
火通りは見た目だけで決めない
鶏肉を使うため、いちばん厚い焼売風を割り、中心まで加熱されていることを確認してください。厚生労働省は食肉の加熱の目安として、中心部75℃で1分間以上を案内しています。厚生労働省「家庭での食中毒予防」
作ってみた感想
このレシピについては、実食検証に基づく家族の感想は掲載しません。使用器具や仕上がりを含む検証条件を伴わない体験談は、読者の判断材料として不十分なためです。
アレンジ・作りおきのポイント
子ども向けには、しょうがを半量にして、食べるときにケチャップ少量を添えても合います。大人の分だけは、盛り付け後にからしじょうゆや黒こしょうを足せば、同じフライパンで味に変化をつけられます。
作りおきは、加熱後に清潔な容器へ小分けし、湯気が落ち着いたら速やかに冷蔵して翌日までを目安に食べ切ります。お弁当には朝に再加熱してから詰め、食べる前にも中心までしっかり温めてください。保存や再加熱では、室温に長く置かず、清潔な器具を使い、十分に加熱するという厚生労働省の案内を参考にします。厚生労働省「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」
よくある質問
鶏ひき肉で作ってもいいですか?
作れます。鶏むね肉のひき肉200gを使い、れんこんだけは粗みじんにして残すと、食感のある仕上がりになります。
れんこんがないときは何で代用できますか?
たけのこ水煮、えのきだけ、しいたけがおすすめです。たけのこは5mm角、きのこは細かく刻み、水気が多い場合はさっと炒めてから冷まして加えてください。
冷凍保存はできますか?
できます。完全に冷ましてから1個ずつ包み、冷凍用保存袋に入れます。食べるときは冷蔵庫で解凍するか電子レンジで加熱し、加熱むらがないよう途中で位置を替え、中心まで十分に再加熱してください。厚生労働省「家庭での食中毒予防」
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