自分だけ別の献立にする余裕はないけれど、夕食はちゃんと満足して食べたい。そんな日に作るのが、火を使わずに仕上げるレンジ蒸し鶏です。わが家でも、子どもたちにはごはんを添え、大人はたっぷりの野菜と一緒に食べることがあります。
今回は、油で焼く鶏肉を、皮を外した鶏むね肉のレンジ蒸しに置き換えます。香りのよいねぎだれを後がけにし、厚みをそろえて切った鶏肉をゆっくり噛むことで、軽やかなのに食卓の主菜らしい食べごたえを残します。
材料(2人分)
- 鶏むね肉(皮なし)1枚(300g)
- 塩小さじ1/3
- 酒大さじ1
- 長ねぎ1/2本
- しょうゆ大さじ1
- 酢大さじ1/2
- 砂糖小さじ1
- ごま油小さじ1/2
- 白いりごま小さじ1
- きゅうり1本
作り方
- 鶏むね肉は厚い部分に包丁で浅く切り込みを入れ、塩と酒をもみ込んで耐熱皿に置きます。
- ふんわりラップをかけ、電子レンジ(600W)で3分30秒加熱します。
- 皿の向きを変えてさらに2分30秒加熱し、ラップをしたまま3分置きます。
- 鶏肉の最も厚い部分を切って赤みがないことを確認し、中心部まで75℃で1分間以上加熱できていない場合は、30秒ずつ追加加熱します。
- 長ねぎをみじん切りにしてしょうゆ、酢、砂糖、ごま油、白いりごまと混ぜ、そぎ切りにした鶏肉と細切りのきゅうりにかけます。
おいしく作るコツ
油で焼く代わりに、ねぎの香りを立たせる
このレシピでは、油で焼きつける調理をレンジ蒸しに置き換えています。そのぶん、みじん切りの長ねぎと少量のごま油を使ったたれを後からかけ、立ち上がる香りで満足感をつくります。たれを全体に混ぜず、食べる直前にかけると香りがぼやけません。
厚みをそろえて、しっとり仕上げる
鶏むね肉の厚い部分に切り込みを入れると、加熱のムラが減ります。加熱後にすぐ切らず、ラップをしたまま置くのも大切です。肉汁が落ち着いてから、繊維を断つように少し厚めのそぎ切りにすると、ひと口ごとの噛みごたえが出ます。
加熱の確認は中心部まで
レンジは機種や肉の厚さで加熱具合が変わるため、必ず一番厚い部分を確認します。鶏肉は中心部まで十分に加熱し、目安として中心温度75℃で1分間以上を確認してください。これは厚生労働省の加熱に関する案内に基づく目安です。厚生労働省:家庭でできる食中毒予防の6つのポイント
作ってみた感想
これはわが家の実体験ではなく、平日の献立例です。蒸し鶏にきゅうりを添え、子どもには温かいごはんと卵スープを組み合わせると、ねぎだれの香りで食卓がまとまります。大人の分はきゅうりを多めにし、たれを少しずつのせながら食べると、同じ主菜でも自分のペースで楽しめます。
アレンジ・作りおきのポイント
子ども用は、ねぎを細かく刻み、酢を小さじ1に減らすと食べやすくなります。辛みを足したい大人用は、取り分けてからラー油や七味を少量加えてください。
作りおきは、鶏肉とねぎだれを別の保存容器に入れて冷蔵し、翌日までを目安に食べ切ります。お弁当に入れるときは、鶏肉の汁気を軽く拭き、たれは小さな容器に別添えにすると水っぽくなりにくく、きゅうりの食感も保ちやすいです。
よくある質問
鶏むね肉がパサついた場合はどうすればいいですか?
加熱しすぎが原因になりやすいため、まず厚みをそろえ、指定時間の後は余熱で火を通します。それでも中心部に赤みが残る場合だけ、短時間ずつ追加加熱してください。
ねぎだれは作りおきできますか?
作った当日から翌日までを目安に、清潔な容器で冷蔵保存してください。香りと水分の出方が変わりやすいので、できれば食べる直前に混ぜるのがおすすめです。
きゅうり以外に合わせるなら何がいいですか?
千切りキャベツ、もやし、レタスがよく合います。野菜は水気をしっかり切り、鶏肉の下にたっぷり敷くと、ねぎだれを受け止めて最後までおいしく食べられます。
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