金曜の買い物で鶏むね肉が特売だと、週末の食卓に大皿で出せる一品を考えたくなります。家でゆっくり食べる日は、切って並べるだけで各自が好きな分を取れる前菜があると、食卓のスタートがぐっと楽になります。
今回は、しっとり火を通した鶏むね肉に、しょうゆ・酢・ごま油の香りだれをかけるよだれ鶏です。辛みは後から足せるので、子どもがいる食卓でも作りやすく、冷めても大皿から少しずつつまめます。
材料(2人分)
- 鶏むね肉250g
- きゅうり1/2本
- 長ねぎ10cm
- 塩小さじ1/4
- 酒大さじ1
- 水500ml
- しょうゆ大さじ1
- 酢大さじ1
- ごま油大さじ1
- 砂糖小さじ1
- 白いりごま小さじ1
- ラー油好みで適量
作り方
- 鶏むね肉は厚い部分に切り込みを入れて厚みをできるだけ均一にし、塩と酒をまぶす。きゅうりは細切り、長ねぎはみじん切りにする。
- 鍋に水を沸かし、鶏肉を入れて弱火で4分ゆでる。途中で一度返し、湯が静かにふつふつする火加減を保つ。
- 火を止めてふたをし、6分置く。最も厚い中心部に温度計を差して74℃以上になったことを確認し、足りなければ再び弱火で30秒ずつ加熱して確認する。
- 鶏肉を取り出して食べやすいそぎ切りにし、皿に広げたきゅうりの上へ並べる。切る前に2~3分置くと肉汁が落ち着く。
- 長ねぎ、しょうゆ、酢、ごま油、砂糖、白いりごまを混ぜてたれを作る。鶏肉にかけ、好みでラー油を添える。
おいしく作るコツ
厚みをそろえて、弱火から余熱へつなぐ
鶏むね肉の厚い部分を開いておくと、中心まで火が入りやすくなります。ぐらぐら煮立てず、最後は余熱で火を通すことで、表面が締まりすぎずしっとり仕上がります。
酢で味を締め、ごま油で香りを立てる
しょうゆの塩気だけでまとめず、酢の酸味をきかせると後味が輪郭のある味になります。仕上げのごま油とねぎの香り、白ごまの食感が鶏むね肉の淡い味を引き立てます。
ラー油は別添えで食卓に出す
たれは辛くせずに作り、ラー油は食卓で足す形にします。辛みの好みが違っても、一皿をそのまま取り分けやすくなります。
アレンジ・作りおきのポイント
たれは別容器にして、鶏肉ときゅうりを冷蔵保存します。調理後は浅い容器に分けて速やかに冷蔵し、保存の目安は3~4日です。食べる量だけを取り分け、たれをかけて冷たいまま出すと、しっとり感を楽しめます。
翌日に温めて食べる場合は、きゅうりとたれを外し、鶏肉をふんわり覆って電子レンジで加熱します。電子レンジは機種差と肉の厚みによって温まり方が異なるため、途中で位置を替え、少し置いてから複数箇所、とくに中心部が74℃以上であることを温度計で確認してください。保存と再加熱の目安は、USDA食品安全検査局の残り物の食品安全ガイドを参照しています。
子ども向けには、たれからラー油を抜き、砂糖を小さじ1/2ほど足しても食べやすい味です。大人用には、ラー油の代わりに粗びき黒こしょうを添えると、香りの印象を変えられます。
よくある質問
鶏むね肉は冷たいまま出してもおいしいですか?
はい。たれをかける直前まで冷やしておくと、きゅうりの食感と合わせて前菜らしくさっぱり食べられます。冷やした場合も、食卓に長時間置きっぱなしにせず、食べる分ずつ出してください。
温度計がない場合はどうすればよいですか?
肉の色だけでは中心まで十分に加熱できたかを確実に判断できません。安全に仕上げるため、鶏肉の最も厚い部分を測れる調理用温度計を使い、中心部が74℃以上であることを確認してください。
きゅうり以外に合わせるなら何がよいですか?
細切りのレタス、ゆでもやし、薄切りの玉ねぎがよく合います。水気が多い野菜はしっかり切ってから皿に敷くと、たれの味がぼやけません。
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